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2009年度活動報告
  • 2009年7月 第一回評議員会
  • 社会学系コンソーシアム第一回目の評議員会が開催されました。各参加学協会より二名の評議員が選出され、評議員会を構成します。この評議員会で、2009年度コンソーシアムシンポジウムを開催することなどが決定されました。また、コンソーシアム理事10名と監事2名が選出されました。理事は、コンソーシアム諸活動の実行にあたります。また監事はコンソーシアムの会計監査を担います。今後、コンソーシアムは最高議決機関としての評議員会、コンソーシアム運営組織としての理事会を軸に自律的な学術団体として活動することになります。


  • 2010年1月 理事会開催
  • 社会学系コンソーシアム第一回の理事会が開催されました。理事会では、コンソーシアムの今後の国際活動に向けて活動方針が議論されました。


  • 2010年1月 評議員会開催
  • 第二回目の評議員会が開催されました。この評議員会では、2009年度の財政報告と活動報告(いずれも中間)、2010年度予算案と活動計画が承認されました。またコンソーシアムの今後の国際活動に関する協議開始が承認されました。


  • 2010年1月シンポジウム開催
  • 去る2010年1月23日(土)、日本学術会議講堂において、社会学系コンソーシアムシンポジウム「日本の社会福祉学・社会学の国際化に向けて」が開催されました。当日は、社会学系諸団体からの多くの参加者で賑わいました。

    シンポジウムでは、社会学・社会福祉学分野を代表する専門家から質の高い報告があり、その後の全体討論でも興味深い議論が展開されました。

    シンポジウムでは6つの重要な報告が行われました。まず、学会自体が一つの認識行為を行う主体であって単なる個人の集まりではないとの観点から、多文化的な普遍性の理念を国際社会学会に呼応する形で探求してきた日本社会学会の姿勢が報告されました(矢澤修次郎氏:日本社会学会)。その後、英語使用が国際標準である事を前提とした上で受動的な対応をより能動的な戦略に変えていくために考慮すべき諸点(石井クンツ昌子氏:日本家族社会学会)、また言語のみならず論文執筆のあり方や議論構築の手法の違いまでを幅広く理解することの重要性(須田木綿子氏:福祉社会学会)が指摘されました。また、東南アジア地域等との研究連携において、他者理解や自己認識を改めていくことの必要性(吉原直樹氏:日本都市社会学会)や、英語を介さない「双方向モデル」にも国際化において役割があること(荻野昌弘氏:日仏社会学会)など、学問内容という観点から国際化を考察する報告がありました。最後に、社会福祉学分野におけるアジア域内での国際交流をよりグローバルな取り組みにしていく必要性や、職能的な資格をどのように国家間で調整するか等、国際化に関する固有の問題が報告されました(白澤政和氏:日本社会福祉学会)。 休憩を挟んだ後の全体討論では、学問の普遍性、現実的に英語での発信力を強めていく必要性、他方で「英語帝国主義」という陥穽への警告など、多様な課題に向き合っていくための考察が聴衆を交えて熱心に行われました。



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